釈尊は、どんな方であったのか、概略を今までお話しました。
これからは、どんなことを教えられたか、について書きたいと思います。
釈尊(釈迦)は、今から約2600年前、インドで活躍されました。
35歳で仏という覚りを開かれ、80歳で亡くなるまでの45年間、覚った大宇宙の真理を説かれたのが、
今日、仏教と言われています。
「大宇宙の真理」と言いましても、数学的真理や科学的真理などではありません。
私たちが、幸福になる真理、です。
何のために生まれてきたのか、生きているのか、それは「幸せになるため」ではありませんか?
これは、時代や場所に関係なく、すべての人の願いではないでしょうか。
みんな幸せを求めて生きているのに、現実は、苦しみ、悩み、不安や心配に満ちているのが
私たちの人生です。 どうすれば幸せになれるのか。お金か、財産か、あるいは地位か名誉か、健康か。
人それぞれ一生懸命求めていますが、つかんだ、と思った幸せもすぐに色あせる、崩れてしまう。
そんな私たちが、絶対に崩れない壊れない、色あせない、人間に生まれてきたのは、この幸せ
になるためだった、と言える絶対の幸福の存在を発見し、教えられたのが釈尊でありました。